* 小ネタ集 1 *
何か昔の再録とか追加とか







落日前、二人で演習中
マオ「ね、ユージーン。」
ユージーン「何だ?」
マオ「キスしていい?」
ガシャンッ(槍を落とした音)
ユージーン「・・・・・・いきなり何を言い出すんだ。」
マオ「えぇ?だって、好きな人にはキスするんでしょ?ボク、ユージーン大好きだもん!いいよね?」
ユージーン「マオ。それは好きという種類が違うように思うのだが…。」
マオ「??好きに種類ってあるの?」
ユージーン「ん?うむ、まあ、な・・・・。」
マオ「だったら僕は全部の種類でユージーンが好きだよ!大好き!」
ユージーン「そういう意味ではなくて、」
マオ「もー!だったらどういう意味なのさ!?結局ボクとキスしたくないだけでしょ!?」
ユージーン「・・・(どう言えば分かるのか・・・)」
マオ「考え込まないでヨー!!」


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何か擦れ違いマオユジ^^









(↑の続き)

ユージーン「どうしていきなりあんな事を?」
マオ「え?お城のメイドさん達が恋の話してて。」
ユージーン「恋の話?」
マオ「うん。好き合ってるのにまだキスしてないって話してたんだヨ。好きだったらキスくらい当たり前だって周りの子が囃し立ててたんだ!」
ユージーン「・・・・で?」
マオ「ボクはユージーンが好き。ユージーンも、ボクの事好きでしょ??」
ユージーン「先に言うが、そのメイド達とおれたちを一緒にするなよ?」
マオ「えー、なんでー!!?」
ユージーン「さっきも言っただろう。好きの種類が違うんだと。」
マオ「ユージーンってばそればっかり!ボクだってさっき言ったじゃない、全部の意味でユージーンが好きなんだ、って!!」
ユージーン「(ああもう…だから恋と親愛の違いをどう説明すればいいのやら…)」
マオ「(どう言ったらユージーンはボクとキスしてくれるのさ…)」



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擦れ違い過多^^









マオ「はぁ・・・・。」
ヴェイグ「どうした、マオ」
マオ「ちょっとネ・・・。ボクにだって悩み事の一つや二つあるんだヨ。」
ヴェイグ「・・・・・・珍しいこともあるもんだな。」
マオ「何ソレ!ボクが万年能天気みたいな言い方やめてよね!」
ヴェイグ「違うのか。」
マオ「ちっがーう!!そういう言葉はティトレイに言ってヨ!!」
ヴェイグ「・・ああ、それもそうだな。」
マオ「今ボクはね、崇高なる恋の悩みで頭がいっぱいなの!」
ヴェイグ「崇高なる?」
マオ「そ。」
ヴェイグ「・・・・恋の。」
マオ「・・・・・・。・・・・・・・・・・何その顔。」
ヴェイグ「いや。何でもない。」
マオ「別にいーよ!ヴェイグに相談に乗ってもらおうなんて思ってないカラ!」
ヴェイグ「そう拗ねるな。確かにこういう事は人生経験豊富なユージーンに相談した方が良さそうだな。」
マオ「・・・・・・・・・・ヴェイグって本当に分かってないよね。」
ヴェイグ「?」



恋してる相手に相談してどうするのサ!!(byマオ)









マオ「・・・最近さぁ、アニーってばユージーンに抱きつきすぎじゃない??」
ティトレイ「どうしたんだよ、マオ。んないきなり。」
マオ「ティトレイは黙ってて!」
アニー「それは、だって、あの人・・・ユージーンへの憎しみって全部私の誤解だったんだもの。こんな私でも、あの人はずっと手を差し伸べていてくれた。それにも気付かず私ったら・・・。だから、かな?今までの想いがね、ふとした時に出ちゃうの。私ユージーンが大好きだって事に漸く気付けたから・・・。」
マオ「でも、でも!その場所はボクの場所だもん!!」
アニー「マオ?」
マオ「ボクにはユージーンしか居ないんだもん・・・ユージーンは、ボクのなんだから・・・。」
アニー「・・・・・・・それは・・・でも、わたしだって・・・。」
ユージーン「どうしたんだ?二人して。早くしないと置いていくぞ。」
マオ「あ、待ってよユージーンったら〜!ほらっ、行こアニー!」
アニー「え?ええ・・・。」

マオ「これ以上、ユージーンに近付かないで。
         じゃないとボク、何するか分からないカラ。」

囁きは、彼女の鼓膜にそっと響いたのだった。




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黒マオ!黒マオ!^q^
そしてティトレイの可哀想な位置は公式(ry









野営中
マオ「ボク、お腹ペッコペコだヨ〜!」
ティトレイ「そう言うなら手伝えよなあ!」
マオ「手伝いたいのは山々だけどさ、ボク、ホラ。足怪我しちゃって動けないし〜?」
ティトレイ「…めっちゃ元気そうなんだけどな。」
ヴェイグ「仕方ないだろ、アニーだって疲れて回復が使えないんだ。」
アニー「ごめんなさい、私がもう少し余力を残していれば…。」
マオ「気にしないでヨ、アニー。おかげで今こうしてティトレイが働いてるのを眺めていられるんだしネ♪」
ティトレイ「性格悪ぃぞお前〜!」
ヒルダ「口ばかりでなく手を動かしなさい、手を。」
ティトレイ「チックショー!」
ユージーン「もう少しでシチューが出来るから、大人しく待ってろ。マオ。」
マオ「は〜〜い!」
アニー「明日になったら回復出来るはずだから、もう少し我慢しててね。」
マオ「ね、ユージーン。今日痛むかもしれないし、一緒に寝てていい?」
ユージーン「いつも一緒に寝ているだろう。」
マオ「そうじゃなくって〜、ホラ、寒いし、ユージーンに抱きついて眠りたいな、って思ってサ。」
ユージーン「ん、うむ・・。まあ、今夜は冷えそうだし、仕方ないだろう。」
マオ「わーい、アリガト、ユージーン!」
ティトレイ「いいように我侭放題じゃねーか!」
ヒルダ「手を動かしなさいって言ってるでしょ!」
ティトレイ「ちっくしょー!!」


マオ「あとそれから、それから、シチュー大盛りで、はいあーん、もして欲しいナー!」
ユージーン「分かったから安静にしていろ。」


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ユージーンに抱きついて寝たら温かそうだなあ・・・。
っていうか抱きしめられたいよね!!!ハァハァ!