※クンツァイトがパーティに入った直後の小ネタです。
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* 血縁者 * クンツァイト「シング=メテオライト。」 シング「何?シングでいいよ。」 クンツァイト「了解した。シング。残りの二人について名前を登録していないのだが。」 シング「あぁ、アッチの女の子はベリルで、その隣で喋ってるのはヒスイ。」 クンツァイト「正式名称を要求する。」 シング「え?えっと、ベリルが・・・ベリル=ベニト、で、ヒスイは、ヒスイ=ハーツだよ。」 クンツァイト「了解した。データベースに登録する。」 シング「う、うん・・・。」 クンツァイト「『器』の名をコハク=ハーツといったな。ヒスイ=ハーツは血縁者か。」 シング「そうだよ。ヒスイはコハクの兄なんだ。あ!言っとくけど、コハクに手を出したらヒスイが黙ってないよ〜?」 ヒスイ「オイ。何の話してンだよ。さっさと帝都に急ぐぞ!」 シング「ま、待ってよヒスイ!」 クンツァイト「ヒスイ=ハーツ。」 ヒスイ「狽ネ、ナンだよ!いきなり呼び止めんじゃねぇ!」 クンツァイト「いきなりでなければいつ呼び止めるのだ。そもそも呼び止めるという行為は・・・」 ヒスイ「あ〜もう、うっせぇ!!で、何なんだよ!」 クンツァイト「『器』の少女―コハク=ハーツに手を出したらオマエが黙っていないとシングが言っていた。どういう意味だ。」 ヒスイ「あぁ!?おまえもコハク狙いか!?容赦しねぇぞテメェ!ソーマで打ち抜いてスクラップにした挙句海に放り捨ててやる!!」 クンツァイト「・・・了解した。黙っていないというのはこういう事だな。」 ヒスイ「ったく・・・コハクも変なヤツばっかに好かれやがる・・・頭痛ぇぜ・・・」 クンツァイト「好かれ・・好意のことか?自分はコハク=ハーツに対して好意は無い。」 ヒスイ「もう分かったから一々コハクの名前を呼んでんじゃねぇ!汚れる!!」 クンツァイト「・・・ヒスイ=ハーツ。」 ヒスイ「あ”ぁ”!?」 クンツァイト「ヒスイ=ハーツ。」 ヒスイ「んだよ!」 クンツァイト「・・・。・・・ヒスイ。」 ヒスイ「だぁら、なんだよ!」 クンツァイト「了解した。」 ヒスイ「はぁ?」 クンツァイト「『器』の少女の名を呼ぶと怒るが、お前自身ならば良いのだな。ヒスイ。データベースに記録した。」 ヒスイ「なっ・・・そういう意味じゃねぇー!!!」 シング「二人とも早くー!」 あれ?意外と長くなった・・・。 クンツァイトが「ヒスイ」って言うだけで萌えます。 2008.12.31 水方 葎 |