キャス「さて…皿洗いも終わったし、今日は見張りじゃないよな…。寝るまで何しようかなー。」
ベポ「キャスケットー、キャプテンのトコ行かない?」
キャス「キャプテンの所?ああ、あの質問の続き?」
ベポ「うん!」
キャス「そうだなあ。質問用紙取られたままだし、行こうか。」
ベポ「そうこなくっちゃ!」




〜ローの私室〜


コンコン、
キャス「船長、入りますよ〜。」
ロー「あ?遅かったじゃねぇか。何道草くってんだよ。」
キャス「え、答える気満々!?」
ペンギン「おれはまだやるべき事があるんだが…。」
ロー「いいじゃねぇか、少しくらい。」
ペンギン「・・・・少しだけだぞ。」
ベポ「さっすがペンギン〜!そうこなくっちゃ!」
キャス「んじゃ始めましょうか。船長、質問の用紙ありますか?」
ロー「ん。言っとくけど中身はチラッとしか見てねぇぜ。」
ベポ「楽しみ楽しみ〜!」
キャス「じゃあ早速・・・ってぅわあああっ!!?なな何この質問!!?」
ロー「あぁ、イイな、その顔。それが見たかった。(ニヤニヤ)」
キャス「どんだけ鬼畜なんですか!てかコレ、これ・・!!」
ペンギン「・・・何だ?(覗き見る)・・・・・ああ、猥談系か。」
キャス「わいだ・・・!べべべ別におれも嫌いって訳じゃなくて、こういう話を人前でするっていうのがどうかと思、」
ロー「じゃー始めるぞー。」
キャス「うぅ・・。これは絶対聞く方が恥ずかしいよ・・・。」
ベポ「ドンマイ★」
キャス「(ベポのやつ、質問の内容知ってて来させたんだな・・・!)」



キャス「い、一問目いきますよ・・?」
ベポ「正確には51問目だよね!」



Q51
キャス「貴方は受け?攻め?・・・って、何だろ。」
ロー「突っ込むか突っ込まれるかじゃねぇの?」
ペンギン「ならおれは入れる方だな。」
キャス「これ、おれの羞恥プレイじゃん!!!何この人達明け透け過ぎる!!!」
ベポ「まだ一問目だよ?キャスケットー。」


Q52
キャス「う・・・えーと、どうしてそう決まったんですか?」
ロー「どうしてって言われてもなあ…。強いて言うならおれがマグロだから?」
ベポ「マグロ?魚??」
ロー「マグロっていうのはな、」
キャス「そ、そこまでー!!!」
ペンギン「・・・おれが気持ちよくさせたかった。そんなところか?」
ロー「あとはまあ、おれがペンギンに突っ込む気が起きねぇってのがあるな。」
ペンギン「自分からアレコレ動くのは面倒と言ってたな。」
ロー「騎乗位は嫌いじゃねぇけどよ。」
キャス「うわあああ!!も、もうそこまでですって!!」


Q53
キャス「その状況に、満足は?・・・なんかいやらしい質問だなあ…。」
ロー「まぁ満足だな。」
ペンギン「そうだな。」


Q54
キャス「初エッ・・・チ・・・は、その、何処で?ってかこんな質問していいのか、おれ!!?」
ロー「別に良いんじゃねーの?」
ペンギン「船内だな。」
キャス「おれが来る前です、よね?」
ペンギン「いや、後だ。お前も居た。」
キャス「そうなの!!?」
ベポ「知られざる衝撃の事実だねー。」


Q55
キャス「えーと、その時の感想を…。」
ペンギン「自害しようと思った。」
キャス「何でペンさんが!!?」
ロー「おれは別に。あー、掘られたなー、位か?」
キャス「生々しい!!」
ベポ「突っ込み大忙し!」
キャス「・・・・もう、休ませて・・・!」


Q56
キャス「・・・ちなみに相手の様子は・・?」
ロー「顔面蒼白にしてたな。思い詰めてたし。」
ペンギン「・・・それはそうだろう・・・(溜息)。船長は余裕だったな。」
ロー「実際余裕だったからな。」
ペンギン「取るに足りない事だったからか?」
ロー「お前だったから。」
ペンギン「・・・・。」


Q57
キャス「つ、次いきますね、次!初夜の朝、最初の言葉は?・・・覚えてます?」
ロー「起きた時、既に居なかったからなあ。」
ペンギン「・・・動揺してたんだ。頭を冷やそうと思って甲板に出ていた。」
ベポ「じゃあ、ナシってこと??」
ロー「ヤった後に顔会わした時の言葉は覚えてねぇしなあ・・・。」
ペンギン「・・・・・(←覚えてる)」


Q58
キャス「うわ、これ聞き辛い・・!・・・・その、行為、は、週に何回くらい・・・?」
ロー「 聞 こ え ね ぇ な あ 。 (ニヤニヤ)」
キャス「イジメだー!!」
ペンギン「・・・週に、というのは答え難いな。海や船長の様子で変わってくる。」
キャス「(船長が海と同列にされてる…。)」
ロー「んーでも大体週2・・・位じゃねぇか?」
ベポ「キャプテンはたまにおれとも寝るもんね!」
ロー「そうだな。」
キャス「まぎらわしい・・・!」


Q59
キャス「理想は何回、とかありますか?・・・てか理想って・・・。」
ロー「別に何回でも?あんまヤりすぎるとケツ痛ぇけど。」
ペンギン「船長に無理はさせたくないからな。今くらいで丁度良いと思うが。」


Q60
キャス「ゲッ・・とうとう内容に入ってきた・・・!・・・・・ど、どんなえっち・・・なのか、と・・・。」
ペンギン「ノーマルだな。」
ロー「体位は色々だけど。」
キャス「色々って!?あ、いいです聞きたくないですから!!」
ロー「お前も男なら勉強しとけよー?(ニヤニヤ)」
キャス「こんな所でするもんじゃないでしょう!?」
ロー「男同士の猥談なんてこんなもんだよなあ?」
ペンギン「さあ?おれはそういうのに混じった事がなかったからな。」
ベポ「お坊ちゃんだもんねー!」


Q61
キャス「それぞれ感じるのはドコ、とか・・。まあ、男なら決まってますよね・・?」
ロー「あー、まぁ・・そうだな・・・。」
キャス「(あれ?歯切れ悪いな…。)」
ペンギン「さて次の質問いくか。」


Q62
キャス「えーと、相手が一番感じてるのはどこ?とか・・・いいのかな、こんな質問…。」
ペンギン「・・・色々、だ。」
ロー「まあ、色々、だよな。」
キャス「ええー?ここ伏せるとこなの?よく分かんないですよ、二人の恥じらいポイント…。」
ロー「いいから次いけよ。」


Q63
キャス「はーい、・・・エッチの時の相手を一言で言うと?」
ペンギン「大切だとか愛しいとかか。」
キャス「(それ・・・平素からだよなあ…。)」
ロー「こいつ今完全におれのもんだなー、とは思うけど?」
キャス「(それも・・・平素からだよなあ…。)」


Q64
キャス「エッチは好き?嫌い?」
ベポ「段々エッチって単語に恥らわなくなってきちゃったねー。」
キャス「何その残念そうな感じ!だって、この単語これから先いくつも出てくるじゃん!」
ロー「キモチイイのはスキだな。」
ペンギン「ああ。」
ロー「でもペンギンとヤるのはもっとスキだぜ?」
ペンギン「・・・・・・おれもだ、船長。(顔に手をあてて伏せる)」
キャス「えっちょ、どうしたんですか?」
ロー「ほっとけ(ニヤニヤ)」


Q65
キャス「じゃ、じゃあ次。普段どんなシチュエーションでするんですか?・・・おれ、居辛くなってきた…。」
ロー「どんなって?夜、誘ったりだよなあ?」
ペンギン「・・・そうだな。」
ロー「あとは、たまになし崩しぽく、か?」
ペンギン「・・・・・・そうだな。」
ベポ「ペンギン、どしたの?」
ペンギン「いや・・・なんでもない。(さっきの発言がまだ効いてる)」


Q66
キャス「やってみたいシチュエーションは?・・えーと例えば場所、時間、コスチューム・・・。なんかマニアックだなあ…。」
ロー「お前アレ着ろよ、アレ。」
ペンギン「アレ?・・・・まさか。」
ベポ「ペンギンの実家のやつ?」
ロー「おう(ニヤニヤ)」
ペンギン「・・・アレは、昔のおれが居た証として残しているだけだ。着るつもりはないさ。」
キャス「ていうかアレ着てやりたいっていう船長も凄いですよ。」
ロー「燃えるんじゃねーかな、って。」
ペンギン「ならオプションとして海楼石も必要だな?船長。」
ロー「やれるもんならやってみろよ。」
ペンギン「誰がやるか。」


Q67
キャス「次は・・、シャワーは前?後?」
ロー「後、っつーかおれは翌朝だな、大体。」
ペンギン「よほどそのつもりがない限り、後だな。」
キャス「そ、そうですよね・・・(視線逸らし)」


Q68
キャス「うー…、え、エッチの時の約束事ってあります、か…?ってかなんでおれがこんな質問を・・!」
ベポ「やりたいって言ったのキャスケットじゃない。」
キャス「そうだけどそうだけど!こんな質問がついてるなんて思わなかったんだよー!」
ペンギン「ふむ・・・約束事、か。」
ロー「んー・・・特にねぇな。」
ペンギン「(自分への、を除けばな。)」


Q69
キャス「相手以外とエッチした事はある?って・・・(恐る恐る二人を見る)」
ロー「そりゃあるぜ。溜まるもんは溜まるだろ?」
ペンギン「まあ、それはそうだな。逆にこの年で船長だけだったらおかしいだろう。」
キャス「で、ですよねー。」
ベポ「何緊張してるのさ、キャスケットー。」
キャス「これでも気を使って生きてるんだよ、おれ・・・(遠い目)」


Q70
キャス「あーもー、サクサクッといきます!!えーと、心が得られないなら身体だけでも、って考えについて賛成ですか反対ですか?・・・何だか道徳の問題みたいですよね、これ(苦笑)おれは反対だなあ。」
ベポ「海賊らしからぬ答えだね、キャスケット!」
キャス「え?だって普通はそうじゃ―…」
ロー「 お れ も 反 対 だ な ー (ニヤニヤ)(棒読み)」
ペンギン「船長・・・、その、だな。あの時は、本当に…」
ロー「フフ、冗談だ。賛成も反対もしねぇ。したい奴の好きにすれば良いじゃねぇか。」
ペンギン「・・・・・・。」
キャス「え?・・え?!」
ベポ「さ、サクサクいこうかー。」


Q71
キャス「そうだね、あと30問だし!次はー、相手が悪者に強姦されてしまいました!どうする?って…愚問ですよね…(汗)」
ペンギン「どうするも何も、相手を殺すだけだ。無論、その状況を止められなかったおれにも責任はあるだろうな。」
キャス「(仮定の話なのに自分の責任まで追及し始めちゃってる!!)」
ペンギン「というか、この質問は・・・妙な夢を思い出しそうになるからやめてくれ(げんなり)」
ロー「夢??」
ペンギン「いや、なんでもない。」  ※「どうかどうか、その声で」参照
ロー「まあ、いい。おれやペンギン相手に強姦出来る実力者か・・・おもしれぇな、ソレ。」
ペンギン「(溜息)・・・面白がらないでくれ。」


Q72
キャス「エッチの前と後、恥ずかしいのはどっち?だそうです、けど。」
ロー「男同士で恥じらいもってもなぁ。気持ち悪いだけじゃねぇ?」
キャス「そ、そうですけど!こう、雰囲気ってのがあるじゃないですか!」
ロー「夢見すぎだお前。どこの童貞だよ。」
キャス「童貞じゃありませんから!」
ベポ「違うのー?」
ロー「違うのか?(ニヤニヤ)」
キャス「なんでおれへの質問になってるの!!?」
ペンギン「おれも特に恥ずかしくはない、という訳で次いくか。」


Q73
キャス「はいはい次ですよね次!親友が今夜だけ寂しいからとエッチを求めてきました、どうしますか?」
ロー「親友、ねえ。」
ベポ「身近な人に置き換えてみたら?」
ロー「(ニヤニヤ)じゃあ、キャスか。別にいいぜおれは。いつでも相手してやるよ。」
キャス「何怖い事言ってんですかああ!!隣!隣の人がめっちゃ怖いから!!目で殺される!!」
ペンギン「・・・・・・船長の自由だ。」
キャス「台詞と表情が合ってません!!!」


Q74・75
キャス「孤立無援ってやつを実感してます…。次の質問、自分はエッチが巧いと思いますか?」
ロー「女相手はそこそこだと思ってっけど。男相手も・・・まぁ、悪くないと思うぜ?なぁペンギン。」
ペンギン「・・・色々な意味で発言を控えさせてくれ。」
ロー「(ムッとして)何だよ、下手だって言いてぇのか?」
ペンギン「いや・・・(片手で顔隠し)」
キャス「あ、コレ次の質問の相手は巧い?ってのにも答えちゃってるや…飛ばそ。」
ベポ「ズル?」
キャス「不可抗力!」


Q76
キャス「エッチ中に言って欲しい言葉は?」
ペンギン「名前を呼んでほしい。」
ロー「?・・・呼んでんじゃねぇか。」
ペンギン「ああ、そうだな。それだけで十分だ。」
ロー「???」
ベポ「船長は?」
ロー「あ?ああ、おれはどうだろうな。別に言葉は重視してねぇよ。」


Q77
キャス「次、えっと行為の最中に相手が見せる顔で好きなのは?」
ペンギン「すまない、これも発言を控えよう。(片手で顔隠し)」
キャス&ベポ「「(ああ、思い出してたんだな・・・)」」
ロー「またかよ?おれは・・・そうだな、余裕のない切羽詰まった感じの表情、好きだぜ?」


Q78
キャス「こ、この質問・・・デジャヴだ…。」
ベポ「何なにー?早くはやくー。」
キャス「煽らないでよ今深呼吸してんの!・・・こ、恋人以外とエッチしてもいいと思う…?」
ロー「さっきも言っただろ。良いも悪いも、そいつの自由じゃねぇか。」
ペンギン「常識的に言うと恋人というパートナーが居るのなら褒められた事ではないと思うがな。」
ロー「何、お前反対派?」
ペンギン「船長に対しては、おれがどうこう言う立場じゃないだろう。」
ロー「・・・・ふーん。まぁ、いい。次いこうぜ。」
ペンギン「・・・・?」
キャス「・・・・・・??」


Q79
キャス「え、えと。SMとかに興味はある?って質問です。」
ベポ「鞭とか蝋燭とか罵ったりするやつー?」
キャス「明け透けな・・・!う、ま、まあそうだけど。」
ロー「興味無ぇ訳じゃねぇけど・・・(チラ、とペンギンを見る)」
ペンギン「船長を傷付けたいとは思わないな。」
ロー「ほらな。」
ペンギン「(たまに精神的に余裕のない顔を見たくなるというのは黙っておこう…)」


Q80
キャス「じゃあ次。突然相手が身体を求めてこなくなったらどうする?って・・・。」
ペンギン「船長は結構な頻度であるぞ、そういう事。」
ベポ「キャプテン気まぐれだもんねー!」
ロー「ヤりたくねぇ時にヤってもつまんねぇだろ?」
ペンギン「そうだな。だからおれも静かにしているさ。」
ロー「その内おれから仕掛けるだろうし。」
キャス「何か内部事情を知っちゃった気が…。」
ベポ「こんなに質問しておいて、今更だよキャスケット。」


Q81
キャス「強姦を・・・どう思いますか?・・、とか。」
ペンギン「・・・・・・。」
ロー「(ニヤニヤ)」
ペンギン「・・・社会的に許される行為じゃないと思ってる。」
ロー「へえ?海賊のお前が社会的に、とか言うのか?お前自身はどうなんだ?なぁ。」
ペンギン「勘弁してくれ、船長…。」
ロー「(くつくつと笑う)」
キャス「(冷や汗)え、えーと、次いきますね次!」
ベポ「あれ?何だか変な空気ー。」


Q82
キャス「エッチで辛いのは何?・・・辛い事なんてあるのかな・・・。」
ロー「そりゃお前、入れる側になったら分かるぜ?やってみるか?」
キャス「結構です!」
ペンギン「船長には身体の負担をかけたくないのだが…。」
ロー「負担なんてマイナスにならないほど悦いからコッチ側なんだよ、おれは。」
ペンギン「そうか。」


Q83
キャス「妙に生々しくなってきたや…。えと、今までエッチした中で一番スリリングだったのは?」
ベポ「場所ってこと?」
キャス「うん、そうみたい・・・。ってこの質問、下手すれば巻き添え食うんじゃ…。」
ロー「スリリングか。船の中じゃ風呂とか甲板とか見張り台とかか?あとは街で」
キャス「ストップストーーーップ!!もういいです!」
ペンギン「基本的に外は休まらないから、いつもスリルがあるという事だな(溜息)」


Q84
キャス「えーと、船長の方から誘った事は・・・あり、ますよね・・・。」
ロー「そりゃそうだろ。」
ペンギン「稀だがな。」
キャス「(ということはいつもペンさんがそうなんだ・・・。)」


Q85
キャス「そういう時、ペンさんの反応は?って質問ですけど・・・。」
ペンギン「・・・答える必要があるか?(微笑み)」
キャス「いえ!!すすすすいませんでした!!!」
ベポ「まあ、断るなんてしないだろうね、ペンギンだものねー。」
キャス「(怖かった・・・!!!)」


Q86
キャス「(質問の紙を見て)う・・。この質問、絶対地雷だ・・・!!」
ロー「何だよ、見せてみろ。・・・・・・あー・・・。」
ペンギン「?どうした。」
ベポ「何なにー?面白い質問ー?」
ロー「いや。下らなすぎるから飛ばすぜ。」
ペンギン「・・・?構わないが・・・。」
≪Q86→攻めが強姦した事はありますか?≫


Q87
キャス「次の質問も、ですよね?」
ロー「つーかこの手の質問多いな…鬱陶しい、次いくぞ。」
ベポ「ええ?気になるー。」
ペンギン「船長が飛ばすと言ってるんだ、いいだろう。」
≪Q87→その時、受けの反応は?≫


Q88
キャス「コホン、ええと。エッチの相手にするなら、って理想像は?」
ペンギン「理想も何も、船長さえ居れば良い。」
キャス「(この人、これが全ての根本だ・・・!)」
ロー「理想なんてねぇな。セックスなんてヤってこそのもんだろ。幻想抱いてどーすんだよ。」
ベポ「キャスケットは幻想抱いてそうだよねー。」
ロー「ああ、思春期独特の"女の胸はマシュマロみたい"とか"初めてはお姉さんタイプで色々教えてくれる人がいい"とか、そういうのか?」
キャス「ちょっとおおお!何勝手に人の理想を捏造してんですか!!」


Q89
キャス「もう、油断も隙もない!!次いきますよ!相手は理想に叶ってる?・・・って、これ、さっきの答えに入ってますね。」
ペンギン「そうだな。」


Q90
キャス「じゃあ次いきますね。エッチに小道具を使・・・い、ます?」
ベポ「恐る恐るだね、キャスケット。」
キャス「怖々聞いて何が悪いのさ!」
ペンギン「いや。使わない。」
ロー「ローションくらいか。」
ペンギン「そうだな。」
ロー「そういや小道具とか全然使わないよなあ、お前。何で?」
ペンギン「・・・・・。」
ロー「まぁ、別にいいけどよ。」
ペンギン「(他の物で気持ちよくなって欲しくないというのは、我儘なのだろうか。)(溜息)」


Q91
キャス「えーと、お二人とものハジメテは何歳の時ですか?」
ロー「忘れた。」
キャス「ええ?こういうのって結構覚え―…」
ロー「忘れた・・・!」
キャス「ぁ・・・・、その、すいません・・・。」
ロー「・・・・。(ぷいとそっぽ向く)」
ペンギン「・・・。おれもどうだったかな。10代半ばだったとは思うが。」


Q92
キャス「次の質問は、さっきので答えて貰ってるので、飛ばします・・ね。」
≪Q92→その相手は今の相手?≫


Q93
キャス「えっと、どこにキスされるのが好きですか?」
ロー「・・・・・・・くち。」
ペンギン「そうか(微笑み)おれも、そうだな。」
ロー「(そっぽ向く)」
ベポ「キャープテン、機嫌直してよー。」
ロー「・・・別に悪くねぇ。」
キャス「(嘘だ!)」


Q94
キャス「えと、何処にキスするのが好きですか?エグイ質問しといて、今になってこんな質問…。」
ロー「くち。大体唇っつーのは感覚器として一番発達してんだ。」
キャス「え?手じゃなくて?」
ロー「手なんて日常的に使うため、保持機能が発達してるだけだぜ。赤ん坊見てみろよ、何でも口に入れて確かめるだろ。」
キャス「そういえばそうですけど…。」
ロー「それに、唇は脳の感覚を司ってる部分と繋がってる。だから一番気持ち良いって事だ。分かったか。」
キャス「へえ・・・・人が唇にキスする理由はそんな裏付けがあっての事なんですね。」
ペンギン「まあ、おれは船長へのキスならどこへするのも好きだが。」
ベポ「即答だねーペンギン。」
ペンギン「当たり前だろう。」


Q95
キャス「エッチ中に一番相手が喜ぶ事は?って、ま、またこういう質問に!何なんだよこれー!」
ロー「クク、いいじゃねぇか。」
キャス「(・・・・。船長の機嫌が直ればそれでいいですけど・・・。)」
ロー「相手が喜ぶ事か。結構何しても嬉しそうだよな?お前。」
ペンギン「それは・・・まあ、そうだろう。船長は、そうだな。抱き締められるの好きだろう。」
ロー「ああ、嫌いじゃねぇ。」


Q96
キャス「本当に何か居たたまれない空気になってきた・・・。」
ベポ「あとちょっとじゃんか。」
キャス「そ、そうだけど。えーと、エッチの時、何を考えてる?」
ロー「色々。」
ペンギン「目の前に集中してるから、船長の事と言えばそうだし、何もと言えば何も、だな。」
ベポ「何だかハッキリ分かれたねー。」
キャス「色々って…。」
ロー「聞きたいか?」
キャス「いえ!結構です!!(ぶんぶんと首を振る)」
ペンギン「・・・・・・・。」


Q97
キャス「生々しい質問・・いきます・・・。ひ、一晩に何回くらい・・・。」
ロー「意識トんだら後知らねぇからな。ペンギン、何回だ?」
ペンギン「おれが気を失った船長相手にしているとでも?」
ロー「ま、ねぇよな。てことは・・・大体2〜3回か。止まらない時は―…」
ペンギン「船長。そこは黙秘で頼む。」
ロー「ちぇ。つまんねぇな。」
ベポ「つまんなーいの。」
キャス「(安堵)(何かスゴイ事を聞かされそうになったような気が…)」


Q98
キャス「残り3問!えと、服は自分で脱ぐ?脱がせてもらう?」
ペンギン「船長はまちまちだな。おれは自分で脱ぐが。」
ロー「だってコイツのスイッチよく分かんねぇもん。あと、なし崩しってのもあるな。」
キャス「(おれは二人のスイッチが分かりませんけど…。)」


Q99
キャス「えと、お二人にとってエッチとは?」
ロー「?快楽を伴う性行為って以外に何があんだよ。」
ペンギン「・・・船長、きっとこの質問はそういう意味じゃない。」
ロー「??男同士で子供は出来なくても性行為っていうだろ?」
ペンギン「いや、そういう意味でもなくて、だな・・・。」
ロー「何だよ、ハッキリしねぇな。」
ベポ「(キャプテン、そういう感情が抜け落ちてるんじゃなーい?)」
キャス「(愛を確認し合うとか、そういう発想が無いって事かあ…。)」


Q100
キャス「さあ!最後です!これでおれも羞恥プレイから逃れられる!!」
ロー「なんだよ、つまんねぇな。」
キャス「(さっきまで機嫌悪かった癖に…。)」
ベポ「質問はー?」
キャス「ああ、うん。えーと、相手に向けて一言どうぞ!らしいです。」
ロー「はあ?一番最後に過激なのがくるんじゃねぇのか。」
キャス「Σ何を期待してたんですか!」
ペンギン「こんな質問をされた後に相手へ一言、と言われてもな…。」
ロー「・・・(何かを思いついた顔)・・・なぁ、ペンギン。」
ペンギン「?どうした。」
ロー「ヤりてぇ。」
ペン&キャス「「「!!!」」」
ベポ「キャプテン即物的〜!」
ロー「まぁな。ああ、でもお前やることあるんだっけ?そうだよなじゃあしょうがねぇ。ほら、質問も終わったしさっさと部屋戻れよ。」
キャス「(あ、罠だコレ!)」
ペンギン「・・・船長・・・。(溜息)」
キャス「え、えーと・・・質問も終わりましたし、そろそろおれたち戻りますねー。風呂入って寝なきゃ・・・はは・・・。」
ベポ「えー?いいじゃんもっと居ようよー。」
キャス「馬鹿!アッチ行くよベポ!」

バタン

ペンギン「まだ航海日誌も付けなければならないし、ログの確認と破損個所の確認、必要物資のリストアップも」
ロー「ヤるのか?ヤらねぇのか?」
ペンギン「(溜息)おれが断れると思っているのか?」
ロー「思ってねぇよ。」
ペンギン「意地が悪いな。」
ロー「今更だろ?」
ペンギン「それもひっくるめて、・・・全て、愛している。」
ロー「フフ、・・・・・おれも。」
ペンギン「―ッ!!」
ロー「さて、これで100問目の質問の答えに相応しいだろ。・・・って、あ?キャスとベポ、何処行った?折角ピッタリな回答をしてやtt・・」
ペンギン「すまない、船長。ちょっと止まりそうにない。」
ロー「は?お前何言って、って、な、ちょっと待、キャスに100問目の回答・・・!!」
ペンギン「誘ったのは船長だろう。」
ロー「〜〜〜っ!ああもう、好きにしろよ・・・ったく。」






キャス「あー、疲れた・・・(色々な意味で)」
ベポ「あっはっは、お疲れキャスケットー。ちょっとやつれた?」
キャス「煽ってた一人(一匹?)に言われたくない!!」
ベポ「でもまあ、楽しかったよね!」
キャス「ん・・まあね。おれの知らない二人の一面を見れたっていうか。」
ベポ「でもこれ、質問に答えても仲を深めるとか、そういう問題じゃないよねー。」
キャス「・・・・ああ、確かにそうだなあ・・・(遠い目)」


二人の手元には、役目を終えた『カップルの仲を深める為に!100の質問』という紙が風に揺れていた。







終わったどー!
何だか微妙な空気を流しつつでしたが、お付き合い下さり有難うございました!
こんな調子の彼らですが、今後も宜しくお願いします^^





091223 水方 葎